
正月には友達から年賀状が届きました。しかし、私は去年から誰にも年賀状は出していません。理由は? ここのところ私の体調と精神が優れなくて、正直な話、恥ずかしい話ですが、私に何かあっても、家族に喪中のハガキを書いてくれる者がいないからでした。妻も娘達も年賀状に加えて普段、ハガキや手紙は全く書かないのです。なので、私自身で友達や知人とのやり取りを止めておくしかなかったのでした。
届いた年賀状の気配から、皆「今年はお互い60歳になるけれど、これからだよ…」みたいな内容ばかり。そして、彼らが普段から語っていた「定年退職したら、そちらに観光に遊びに行きます」といった彼らの予定を思い出すのです。…しかし、私はもう「これから…」じゃないんだよね。私はある面、12年前に失聴した時に「自分の一生は終わった」と認識して「それでは何が出来るか?」を模索してイラストレーターを目指したのでした。彼らとは事情が違うのです。
そして何より、私は耳が不自由なので家族に介助してもらうことが日常です。電話だってかけられません。突然「遊びに行くよ」と言われたって、家族は働いているし、観光を手伝うにしても、私だけだと無理なので、また家族に助けてもらわないとダメなのです。同居している母も高齢です。…そんな事情を、私は時々彼らに「私は耳が不自由だから、連絡はメールでお願いします」と再三連絡しているのですが、返事の連絡はなし。普段、音信が途絶えているのに、自分達の都合のいい時にだけ突然、連絡して来る。…どうして時々でも「耳の調子はどうだ?…体の具合はどうだ?」と聞いてくれないのだろ?…多忙であることは承知しています。だけど、ちょっと心配りが足りないと思いますよ。身勝手。
年賀状については、もう何十年も印刷したハガキだけ送って来る友達がいたりして、どうして「ひと言でも、元気か?」くらい書けないのかと不思議に思えてしまいます。いくら彼の性格が「そんな風だから…」と納得しようとしてもね。無礼すぎる。あまりにも配慮不足。…なので、私は彼への年賀状を止めてもいい筈なのです。
今年は「止めた」と忘れかけた友達から、年賀状や連絡が入って、ちょっと戸惑い気味です。しかし、私はもう「アウト」です。一切のやり取りは出来ません。それくらい体調が酷くなっています。から元気で誤魔化している状態です。長い間、どうもありがとうございました。私のことは、ほっといて、忘れて、残りの人生をあなたたちの生き方で生きて下さい。