
世界遺産に国内の23の産業革命施設が登録されそうだとか。私が住んでいる熊本県荒尾市にはその1箇所である旧炭鉱施設三井三池の万田抗があります。
今朝の新聞のローカル欄を読むと、万田抗は登録の話題で来場者が一気に増えたそうです。1時間に1回のガイドによる説明に100以上の人々が集まって、3班に分けて行われているとか。駐車場も不足しているので、別の場所に駐車場を用意して、バスによる送迎が行われているそうです。来場者でごった返しているのでしょうか。
…ところが、私は去年の5月。同じ時期に自転車で万田抗を見学に行きました。その時は、私1人だけが、ガイドのおじさんと一緒に構内を歩いて回っただけでした。他の来場者は少なくてパラパラでした。おじさんの説明を聞いて行くうちに、初老のおじさんは、私の家の近くに本家があり、幼稚園は私の先輩であったことが分かったりして、身近な感じでゆっくりと万田抗の説明を聞くことが出来たのでした。
そんなことで、日本人の野次馬根性は浅はかですね。普段は興味さえ示さなかった人々が、見向きさえしなかった人々が、世界遺産の登録となると、我先に駆けつけて順番待ちの列。話題性に乗り遅れるのが、そんなに困ったことなのでしょうか? こんな風潮の日本人は本当にバカだと思いますよ。
また、そういう国で芸術をやることって、ものすごく力がいる気がします。例えば今現在の私。笛吹ピエロのアートを認めてくれる人達は少ないです。「…全くない」と思わないのは、個展を開いたり展覧会に参加したりして活動をしていると「…理解してくれる人もいる」と実感しているからでした。 しかし、やはり微々たる数です。でも、笛吹ピエロが何かのきっかけで有名になったと考えたならば、上の現象の如く、これまで全然振り向いてくれなかった人々が、我先にと私の作品に飛びつくのでしょう。
管理しているブログ。…毎日書いているここは誰も来てくれません。それが一夜にして、アクセスカウンターは弾けるばかりに回転し出す筈です。人の心は浅はかで身勝手。私はそんな人の心変わりが大嫌いです。だから、心の片隅に「…いつか見返してやる!!」という怒りの気持ちを持って、自信を持ってやって行きたいです。…ただ、もう還暦ですなぁ。そんなに腹を立てなくてもねぇ。(汗)