笛吹ピエロ雑記帳
芸術の道を歩む日々の発見や葛藤などを書いて参ります

今朝から描き始めて3時間ほどで完成した出来立てのホヤホヤです。龍はこれまで「荒海シリーズ」で1点だけ描いただけで、そんなに興味はありませんでした。…と申しますか、龍を描くのは難しい感じだったので手つかずだったのが本音でした。しかし、何となく気まぐれになって油絵ソフトで描き始めてみました。筆は使わずにパレットナイフだけなので、手がだるくなってしまいました。

私は希望の1つとして、お寺の襖絵を描いてみたいと思っています。例えばこんな龍の絵とか。そんな仕事が入れば嬉しいのですけどね。しかし、そちらの分野のコネはないので実現は無理なのかもしれません。私が有名になれば、描かせてもらえるかもしれないです。…ん、そんな大きな仕事が入らないかなぁ？　東大寺とか清水寺とかですなぁ。…ああ、京都の二条城の山水画の襖絵は素晴らしかったです。

老人ホームへ伯母の様子を見に行った帰りにホームセンターに寄りました。画像はホームセンターの前の三井グリーンランドです。グリーンランドは九州で一番最大級の遊園地です。真ん前は車でしょっちゅう通るのですが、中に入ることはまずありません。空の色で分かるように今日は炎天下で大変暑かったのですが、わりとお客さんは入っているみたいでした。周辺の駐車場が満車になっていました。

お昼にBSテレビで「ゼロ戦」のドキュメンタリーの再放送をまた観ました。8月。この時期には先の大戦を取り扱った特攻隊の番組がよく放映されています。そこでいつも思うのは、特攻隊で亡くなった若者達の純朴な精神への感銘や、同志愛や、ゆるがなかった志への尊崇などのようです。戦争という悲惨な時期ではありましたが、彼らは立派であったのです。決してひるまなかった。

…比べて、私の芸術の友達のことを思い出すと、全く情けなくなってしまうのです。…全部自分のことが優先。…志はすぐに捨ててしまう。…出来ないことの言い訳ばかり。そして…芸術をずるい考えでしかやれない…こんな奴らは皆、どんな道へ進もうが、絶対に幸福にはなれないと思いますよ。最低の奴らだ!!!…何で、そんなに腹を立てているのかって？…ん。やっぱり「腹の座り方」の問題かなぁ？自分が無傷を望めば望むほど、敵は討ち取れないものなのです。もろとも。もろともが男子たる者の生き方なのでしょう。

今朝は家族全員で母の姉、88歳になる伯母が入所している特別養護老人ホームへ様子を見に行って来ました。伯母は痴呆症になり入所して1年ほどになるのでしょうか。母と妻は行ったことがあったのですが、私と娘達はまだでした。老人ホームは車で10分ほど。敷地が広くて玄関周辺は、画像上のように植木が沢山植えられていて日本庭園みたいに美しく整えられていました。中庭も緑で一杯でした。

玄関を入り左に廊下を進むと、奥に広いスペースがあって、多くの入所者のお爺さんお婆さん達がイスや車いすに座って雑談をしていました。雑談と申しますか、テレビはつけてあったのですが、皆、退屈そうな感じで黙って座っているだけに見えました。伯母もそこにいて、私達に気づくと皆の手を握って大変嬉しそうでした。ただ、私は人が多い場所での人工内耳の聞こえは良くありませんので、伯母が何を喋っていたのかは皆目分かりませんでした。後で妻に聞くと、伯母は私を伯母の父親と間違えていたらしく「爺さんが来てくれた」と言って喜んでいたそうです。なるほどぅ…私は亡くなった七蔵爺さんに顔が似て来たのですかなぁ？(冷汗)

今年の10月で私は還暦の60歳。もうそんなに先が長い人生ではなくなって来ました。それで、初心に戻り学生時代に憧れていた小説家に時間と事情が許す限り、再び挑戦することにしました。何より欲張らずに楽しんで書ければと思っています。目標は文芸春秋社の「文学界新人賞」から「芥川賞」です。文学界は昔、私が自費出版した本の広告が掲載されているので、何かのご縁を感じています。チャンスは年に1回だけ。毎年9月末の新人賞の応募締切りに合わせた執筆活動になります。今年は間に合わないので来年度に合わせます。

まずは、応募規定、400字詰原稿用紙100枚～150枚のワープ原稿仕様を設定してみました。1ページ30字×40行にすれば、およそ40枚前後で応募規定の枚数の範囲になるのでしょう。この「40枚」をよくよく頭に入れて、新作のストーリーなどを構成して行きます。全体を組み立てて行きます。ワープロ原稿は規定の文面の表紙をつけ、左上にはページ数、右上には穴をあけて紐で綴じます。

まぁ、こうやってサンプルを作って行くと具体性が出て来るのでしょうか。応募小説の構想はあります。問題は2つ。1つはストーリーでの個人情報の取り扱い。私の小説は私小説なので登場人物を「どのくらいまで書き込めるか？」になるのです。その辺の調整。そして2つ目は文体です。芥川賞は純文学ですから、ある程度の「華やかで難解な文体」が必要になるのです。その辺の飾りつけ。…というようなことに知恵を絞りながら、あと何回、チャレンジ出来るかは分かりませんが、決めたことは必ず実行して行きたいです!!

※画像のサンプルは私の小説「砂に消えた恋」を使いました。応募作の語り口、文体は全く違ったものになります。

今日はまた暑くなっています。午前8時前に部屋の温度計は35度でした。大体、電気代の節約で午前中に部屋のエアコンを回すことはないのですが、扇風機だけだと次第に息苦しくなるので、仕方なく回しています。写真は家の東側です。昨年までは水田。近所の知り合いのお爺さんがずっとお米を作っていたのですけれど、今年から他の人が土地を借りて野菜を作っています。初老の夫婦が時々来て作業をしています。2カ月前くらいでしたかなぁ？ 土地をトラクターで耕して、黒ポリを張ってタネを蒔きました。向こうはどうやらトウモロコシのようです。手前は？ まだ分かりません。元水田を土地の改良をせずに野菜を植えると、大きく育たないらしですが、果たしてどんなことやら？



こちらは我が家の庭です。最近、母が朝早くから手入れしています。伸びた植木の葉を鎌で切ったり、凸凹の地面を移植コテで少しずつならしています。でも、気づかないと日中の炎天下に外で汗まみれになって続けているので、慌てて冷たいコップの水を持って行って飲ませて「暑いから家に入らんね」と声をかけています。母はこれまで2回、炎天下で熱中症にかかっているのです。…何回言っても分かってくれません。高齢のせいか、温度の加減が分からなくなっているのでしょうか。とにかく、母が外で野良仕事をする時は要注意であります(溜息)

居合道を始めて…そんなに進展はないのですが、抜刀している写真を撮っていなかったので、今日やってみました。撮影はゴチャゴチャしている部屋です。背景を後で加工することにして、加工しやすいように、後ろに無地の襖を外して横にしています。襖の高さを合わせる為に、台代りに本を積み上げています。映画会社などが合成する場合は背景にブルーのスクリーンなどを使いますが、そんな大袈裟なことは出来ないので有もので済ませるのです。まぁ、とにかく私の撮影現場はメチャクチャです。

武勇伝。鉄砲の無かった時代は、敵の首を取って自分の功績を味方に知らせたとか。それが武士の出世する方法だったとか。それが、鉄砲という武器が現れて「誰が敵を殺めたのか分からない」となり、出世の方法も変わったらしいです。例えば、こうやって刀を抜いて勇ましいポーズを決めていても、ピストルで撃たれたら、いちころなんですよね。でも、何となくピストルでは味気ない気がしますなぁ。

今日は母の誕生日です。83歳になりました。家族の都合で昨日お祝いをしてあげました。

親が年を取って行くのは、やはり不安ではあります。でも、私自身だって老人になるのでしょうし、内心は親との年の差は楽観していないみたいです。「…我が身にも」といった切迫感は常に持っています。体がすでに不自由になっているので余計に強い感じです。

お祝いをしてあげて母は嬉しそうでした。わさび抜きのお寿司は普通においしかったです。しかし、ご飯が小さいのですなぁ。

昨日は台風12号が昼過ぎに熊本に近づいて来ても、青空が観えて雨は降らないし風も強くなりませんでしたから「…大したことはないのだ」と思っていたのですが、夕方になって突然、風が強くなりました。ビュービューと吹き出しました。慌てて雨戸を閉めました。ただ、雨はそんなに降りませんでした。感触的に、直撃だと「…ちょっと危なかったかなぁ？」とヒヤリとしました。

画像はfacebookで友達の外人さん達に挨拶として投稿しようとしたものです。実際には、同じポーズで口を閉じている微笑んでいない方を使いました。普通、笑顔の方がイメージは良いと思うのです。しかし、私は男性なので「真面目な顔」も必要な気がするのです。作品的には「怒っている顔」だって面白い筈。喜怒哀楽。そういう様々な顔を公開することで、全く面識のない友達であれ、何かしら親しみを抱くのかもしれません。笑っているだけがプロフィールではないのでしょう。なので、こちらの写真はボツであります(苦笑)

明日は母の83歳の誕生日です。今日、家族でお祝いをすることにしました。午前中に妻と買物に行って来ました。私は母へのプレゼントは、少し早目に財布をあげました。妻は今日、パジャマを買ってあげました。夕食は娘達がお寿司を買って来るそうです。

台風12号が九州の西側を北上しています。我が家の現在の北の空です。南の空は青空が随分と観えていて、変な空模様になっています。雨は降っていませんし、風もまだ強くはありません。コース的に暴風、強風域が熊本県の西海上を「…ギリギリかすめて北へ」といった感じなのでしょうか。ちょっと拍子抜けみたいな台風です。雨戸を閉めるほどのことはないです。

昨日は洗面所の下の水道のパイプから水漏れがして床までビショビショ。それで業者を呼んで修理してもらいました。部品を変えて8,000円ほどでした。我が家は築25年。最近、あちらこちと痛んで修理しています。自分で修理出来そうな時は、ホームセンターで部品を買って来て直しますが「これは、ちょっと無理」と思ったら業者に頼むしかありません。そういう時は、自分で修理出来ない悔しさで落ち込んでしまいします。今回も、漏れている場所は分かって、パッキンさえあれば自分で直せると思ったのですが、壁からすぐのパイプは、さび付いていて、なかなか回らないのです。専用の工具が必要になるのです。下手に力一杯回すと折れて、余計に修理代が高くつくのです。だから業者に任せるしかありませんでした。家族がいつもの水道屋に電話をいれると、すぐに来てくれました。助かりました。

台風12号が九州に近づいて来ています。予想のコースだと、我が家の西側の海上を通過するみたいです。経験上、我が家の地域は危ないコースになりそうです。さっき外に出て、念入りに準備しました。現在のところ、空は青々とした良い天気です。暑くなっています。

画像は私が昔に自費出版した小説です。当時は絵は苦手だったので、友達の関東在住のプロの漫画家に表紙カバーのデザインを依頼しました。しかし、彼は承諾はしてくれたのですが、期限を守ってくれなくて、結局、私が急きょ描くしかなかったのです。出版社を再三待たせていたので仕方がなかったのでした。そんな彼の性格は現在も変わりませんね。どんな仕事であれ、プロが1度約束した期限を守らないのは自覚不足、恥ずべき体たらく。そんな状況では幸運は絶対にやって来ないのでしょう。その通りになっています。

この歳になって、初心を忘れない難しさを非常に痛感するようです。いつも「もう、止めた…」と諦める気持ちが心の中に押し寄せてはひいて行きます。単純に私がブログなどを日々書いているのは、書くのが楽しいからではなくて、苦しいので「書いている」みたいなことが本心じゃないのかなぁ？どちらにせよ、書くことが、描くことが芸術家なので、自然体でやって行くしかないです。これが当たり前のこと。

部屋の窓用のエアコンです。部屋を使い出した頃に、家電店で買って来て自分で取り付けています。だから何年になるのかなぁ？

…14年でしょうか。我が家に隣町の借家から引っ越して来たのは確か、平成14年でした。平成13年の3月に父が他界して母は実家で1人暮らし。平成14年に妻がくも膜下出血で手術を受けて隣町の妻の実家で1年ばかり静養。その時に、私と娘達の3人は実家へ転居して母と同居したのでした。転居した頃は、もうバタバタでした。何せ妻が勝手にからんだ事情で猫が7匹生まれていましたし、犬も1匹連れて来ていたので、動物嫌いの母と私と娘達とは育て方をめぐって険悪な状態でした。

結局、アメリカンショートヘアーの猫達は1匹をポーターにあげて、残りの6匹と母親の猫はペットショップに売りました。娘達は母親の猫と何匹かを育てたい気持ちだったらしく「親猫も引き取って下さい」とオーナーに突然ごり押しした母は娘達から恨まれてしまいました。長女は母に対して日頃言い返したりはしないのですが、この時は母が猫が売れた代金の一部をあげようとしたら、怒った顔で突き返していました。あの時の話では、母は当初「子猫は売って、母親の猫は家で飼っていい」と言っていたのです。母は娘達との約束を破ったのでした。これも、動物嫌いの母は犬と猫と暮らすのは耐えきれなかったのだと思います。ペットショップへ引き取られた子猫たちは飼い主が出来て、母親の猫「マリー」はペットショップから逃げ出していなくなったそうです。

そんなトラブルがあっている最中に、猫を飼うことの言い出しっぺの妻は、実家で何も知らずに過ごしていたのでした(怒!!)

ここのページを編集しました。サイドをなくして記事の幅を広くしました。写真も少し大きく出来ました。

画像は西側です。島原半島の雲仙岳。台風12号の進路だと、こちら方向から北上して来るみたいです。それで、朝から母と家の周りを片づけて台風に備えました。コース的に南風が強くなるのは用心が肝要です。大体、私の地域が被害を受けるのは、この南風のせいです。

今年還暦を機に、もう1回、小説にチャレンジすることにしました。書くのは純文学。文学界新人賞から芥川賞狙いです。文学界の新人賞へは昔、応募したことがありました。そういうのを、今後の人生の目標にしたいのです。文学界の新人賞は年に1回だけの応募。1年に1作、何とか原稿用紙100枚～150枚に仕上げれば良いのですから、絶対に無理ではない気がします。当面、今年の9月の末が次回の締め切りなのですが、あと2カ月は、ちょっと苦しいので、来年に応募することを念頭に計画を立てたいです。構想を練って行きたいです。