笛吹ピエロ雑記帳
芸術の道を歩む日々の発見や葛藤などを書いて参ります

大阪寝屋川の少年少女の事件。少女に加えて少年も殺害されていて、いたましい結末になってしまいました。

こんな事件が起こると大抵「親がちゃんと面倒を見ていなかったせい、監督不行き届きだったせい」と言って、親が責められてしまうことが多いです。確かに子供が家出をしないように、社会に迷惑や心配をかけないように、しつけたり、日頃から言い聞かせておくことが親としての義務ではあるのでしょう。また、家庭内を常に平穏にして、子供に「こんな家は出て行きたい」と嫌がれないような努力も親としては大切だと思います。

…しかし、子供はいくら言い聞かせたところで、家出する子はしてしまうようです。私の次女がそんな風でした。家出の原因は、私達夫婦間の当時の不仲の問題であったり、中学校での担任の教師とのあつれきであったりの反抗期特有のものではありましたが、やはり、次女が生まれついて持っていた「旺盛な冒険心」が決定的だった気がします。次女は幼年の頃から、一緒に買物に行くと、必ず走り出していなくなってしまうのでした。買物に行って次女を散々探すだけで帰って来たこともありました。親を困らせてくれました。　しかし、家出したり冒険したりするのはある面、子供の自立心を築き上げる為には、ある程度は必要なのではないでしょうか。いつまでも親べったりでは、子供の為にならないこともあるのです。

子供が社会に迷惑を及ぼして、責められるのは育ての親。それでも、社会の中で偉人や有名人になった人物は、案外、子供の頃は無茶をしていた人が多いです。そんな傾向の人々が、成功すれば「立派である」と持ち上げられ、失敗すれば寄ってたかって非難される。こういう人の身勝手さは、狭い了見は日本人の悪いところだと思います。

だから、何でもかんでも親の責任で成してしまう考え方には反対です。子供の本質は「親を煙たく思う」のが自然の成長だと思うからです。

龍シリーズの新作です。このシリーズの制作は独特なので、私のライフワーク的な作品にしたいです。たぶん、この手法は誰も真似が出来ないと思うのです。それくらい複雑な描き方をしているのです。日本中で私だけの筈。白黒は、単純に外人さん達に観てもらっているfacebookがカラーだと色むらが酷いからです。赤色が特に汚れます。他にも理由とかあって、当面はこの手法でやるしかないのです。

その他の理由なんですが、個展はもうやらないつもり。ただ「笛吹ピエロの風景画だけを展示出来ればいいなぁ？」と時々考えていて、…そうすると借りられるギャラリーとして熊本県内では「〇〇美術館」という少し敷居の高い美術館があるのです。こちらは、宮本武蔵の作品の常設展示で有名な伝統的な美術館で国宝級の個展とか開かれているのです(冷汗)　まぁ、笛吹ピエロのキャラクターでは、ちょっと「場違い」のような会場です。でも、「荒海シリーズ」や「山シリーズ」などの私の風景画であれば、何となく合いそうな気がする訳です。勘弁してもらえるような感触。何せ宮本武蔵ですからね。

美術館のギャラリーを借りる詳細では、一応、展示したい絵が、どんな絵なのかを見せて審査になっています。借り賃は熊本市民会館に比べるとかなり高いです。でも、都心で個展を開くことを思えば普通、お手頃なのかもしれません。ここで個展を開く意味とは？　とにかく、国宝級と一緒にしてもらえる雰囲気だからでしょうか。何せ宮本武蔵。

そんなことで、取りあえず、この龍シリーズを10枚描いてから、また考えようと思っています。あと6枚になります。

絵を描いているのに熱中していると、ブログの更新とかどうでもよくなります。

前はそうでもなかったのですけどね。原因はブログにあきたのではなくて、

近頃、段取り的に創作の方が最優先になっている感じです。ネットはあとまわし。

とにかく1枚でも多く、絵を描いて行かねばなりません。急いでやらなければなりません。

…それで先々どうするのか？　は分かりません。確定的な予定が見当たらないので。

だから、ひょっとしたら、分からないことが、予定の範囲内なのかもしれないです。

大好きな映画、黒沢明監督の「七人の侍」のDVDを本棚から取り出しました。これは韓国版です。前にホームセンターで、いくらだったっけ？　1,000円くらいで売ってあったのを購入していました。海賊版ではないようです。しかしその後、著作権の関係でしょうか、この手のDVDはホームセンターでは見かけなくなりました。…そうでしょうね。黒沢作品が1,000円ということはない。

久し振りに高校野球をテレビで観ました。東北のチームが最初に負けていたので、何となく勝ってほしかったです。

自分のfacebookのトップページ欄を眺めていたら、これまでアップした動画のサムエル画像が、こんな感じに並んでいます。(元はもっとあっさり)　それで、アイデアが浮かんでデザインしました。左上のラッパは思い立って、急きょ写真を撮りました。こうして自分の顔を並べてみると？　…元気そうですね。年齢も今年60のお爺さんには観えないよう。でも、そういう点は「うわべの取りつくろい」で、無理をしているのが本当かもしれません。これらの顔で、今日、明日、外れても全くおかしくない状況だからです。

やっぱり私は、苦しければ苦しいほど笑いたくなる性格みたいです。…そう、根っからのピエロなんでしょうか。でも、これで終わってしまえば、ただの、から元気になりますので、何とか有名になりたいです。世界で通用するアーティストになりたいです。

ちょっと机の下を整理していたら携帯ラジオに気がつきました。ラジオで思い出すのは、中学生や高校生の頃に深夜のラジオ放送をよく聞いていたことでした。大阪に住んでいたので毎日放送の「ヤングタウン」や朝日放送？の「ヒットでヒットバチョンと行こう」とかを主に聞いていました。特に「ヤングタウン」のフォークソングバンドの「今月の歌」を楽しみにしていて、気に入った歌「戦争を知らない子供たち」や「秋でもないのに」などの楽譜を取り寄せていました。当時はハガキを送ると無料で楽譜がもらえたのです。今はインターネットの時代ではありますが、当時はラジオが若者たちの唯一の情報源だったのです。テレビとはまた違った感覚でした。

しかし、人工内耳を装用して、このラジオのスイッチを入れても、よく聞き取れません。アナウンサーの声は男女の区別は怪しいですし、音楽は全然、どんな曲なのかさっぱりです。なので、ものすごく残念ですね。…耳が聞こえないということ。やっぱり聞こえなくなって初めて、聞こえることの有難さが分かるのだと思います。携帯ラジオ。私にとってはただの雑音の小箱でしかないのです。

お盆です。普段と変わりありません。画像は加工前のセッティングの状況です。背景に押入れのふすまを使っているのです。この、ふすまの床辺りが傾いているせいか、なかなにか外れないので嫌になるのです(イライラ!!) …しかし、背景の加工は無地で平らな方がやりやすいので、取り合えずふすまで間に合わせています。刀を持った眼光の鋭いお爺さんは、至って真顔ではありますが、タネを明かせば、全くのお笑い草であります。こういう努力って、あんまり想像出来ないでしょうなぁ？アホみたい。ア～アッ。

結婚の話。長女の友達が、この10月に結婚するそうです。熊本の山奥の人吉で結婚式を挙げるとか。「人吉」と聞いて、私はすぐに「婚活？」と思い出しました。長女も、その婚活に何回か参加していたからでした。農協が主催で、嫁の着てのない過疎地の独身男性と、若い女性との出会いのイベントを定期的に行っていたのでした。しかし、その独身男性とは40代～50代過ぎが大抵のようだったので、私は長女に「友達に誘われても、もう行くな」と言っていたのでした。加えて、人吉の周辺は本当に山奥の田舎で、絶対的に自家用車がなければ生活は難しいので、運転免許証のない長女はきっと困るだろうと察せられたからでした。婿の候補は、もっと街で探せば良いのです。

それで、10月の結婚式には長女も招待されたとか。…そうなると、たぶん、人吉の結婚式場は嫁探しの男どもで、きな臭い感じが想像出来たのでした。オオカミの群れの中に長女を行かせるようなもの。だから、内心は友達の結婚式へは出席して欲しくないです。とにかく私は、長女が高齢者との結婚とか、過疎地へ嫁ぐことだけは大反対です。

ここ数日、終戦記念日が近くなって、テレビで原爆を取り上げた番組が放映されています。昭和20年8月6日には広島。8月9日には長崎に原爆が投下されました。私はまだ生まれていませんでしたが、昭和6年生まれの父と、昭和7年生まれの母は熊本県荒尾市に住んでいて、8月9日に有明海の向こうに大きなキノコ雲を見たことを昔、話してくれました。皆「…何だろうあれは？」と驚いたそうでした。

あれから70年。私は子供の頃に、原爆のキノコ雲を見た父母のことを思い出して「2人に何か影響はなかったのだろうか？」と疑いを持ったことがあります。例えば原爆が投下された後の放射能が気流に乗り、有明海を越えて、隣の県である熊本に「到達したのではないだろうか？」とです。でも、そんな確証は見当たりませんでしたから、思い違いとして気にしないことにしました。でも、何かしら原爆と私自身が「全然関係ない」とは思えないでいたのでした。

そんな不安を抱いたのは、私は生まれついて骨が弱くて目が悪かったし、子供の頃は肩の骨が外れて骨つぎに行ったり、トラホームで眼科に通院していたことなどがあったからでした。成人してからは、知らなかった首の骨の変形から椎間板ヘルニアを発病し、とうとう両耳が聞こえなくなってしまいました。そして、両耳が聞こえなくなった原因は第一に職業病が考えられました。機械の騒音の酷かった紡績工場や、エンジンの音が酷い大型トラックの仕事をしていたので失聴したのだと思ったのです。

でも、紡績で働いていたり、大型トラックに乗っていても、聞こえる人はいる訳でしょうし、失聴しない人はしないのですから、やはり、私は生まれながらに体が悪かったのだろうと察するのでした。先天的に病んでいた。父母の遺伝子が原因であることは間違いないと気づくのでした。これから先、もっと悪くなること？　…父が14年前に末期がんで他界したことが非常に気にかかることです。

今日は日曜日、次女は仕事は休みですけれど妻は出勤です。今日の熊本は雲が多い空模様です。暑さは変わりなくて暑いです。

新作の龍の絵です。これは時間がかかりました。どれくらい？　まる1日くらいでしょうか。油絵ソフトのArtRageで下絵を描いて、PhotoshopCSなどで加工。しかし、加工に取りかかった段階で思うようにならない場合がありまして、そんな時はまた下絵からのやり直しになるのです。全部失敗。これが辛いです。時間が無駄になってしまうのです。何より、パレットナイフで描いていますから、こねくり回す加減で手首に痛みが出るのです。そうならないように、下絵を少し描けば加工に入れて様子を見るくり返しをしてはしています。でも、描き方は非常に難しいです。下絵の状態というのは、全体が薄すぎて、輪郭や線がはっきりとは見えていないのですよね。見えていないものに色の濃淡を付けて加工するのですから、こんなに高度な方法はないと思えます。こんなに面倒な描き方はないと思います。

ああ、私の絵の描き方はこんな風ですね。写真で撮った葉っぱのシリーズとかもそうでした。見た目はただの葉っぱ。それを光り輝かせたり色彩を鮮やかにして、枯れた葉っぱを生き返らせているのです。だから、絵画にもそんな手法が使えるのかもしれません。油絵ソフトの下絵の状態だけでは全然作品にはならないからです。下絵はあくまで素材としての部品でしかない訳です。

…これから先のこと。絵に人物を入れてみたいと考えています。ただ、タッチの関係で、これまた非常に難しいのかもしれません。

ここ数日のうちに、すだれ買って来てを家の東側に吊るして、西側の四畳半の障子を張り替えました。東側の2階は私の部屋でして、とにかく1日中、熱がこもって暑いのです。鉄の雨戸は触れないくらい熱くなります。今朝は午前8時前には部屋の温度計はすでに35度を超えていました。それで、初めてすだれを吊るしてみたのです。日差しがワンクッションで少しはマシになった気はします。本当に心持くらい。

障子は母がやり始めました。始めたならば、終えるのは私の役目になります。涼しくなってからでいいと思ったのですけどね。障子の張り替えはわりと面倒で、やっぱり汗だくになってしまいました。…2階と、1階と。ちょっとくたびれ気味です(疲労困憊)

今日は午前中に障子紙を買いにホームセンターまで車で行ったのですが、空は青空。ものすごく暑かったです。行っ帰って来ただけで、帽子とシャツが汗でビチャビチャになってしまいました。ホームセンターの駐車場から玄関まで、ほんのちょっと歩いただけ。部屋の中は相変わらず息苦しいです。土壁の家ってエアコンの効き目が弱いみたいです。

画像は親戚からお中元が届いていました。ご飯の友ですかね。さっそく夕ご飯に食べました。味は？　よく分かりません。暑いのでやっぱり味覚もどうかなっている感じです。とにかく息をするのが苦しくなっています。お手上げです。

今日も外は暑いです。さっき、外出する時にいつも被っているお気に入りのワークキャップを手洗いして干しました。つばの辺りの汗の汚れがなかなか取れないので、カッターシャツのえりの汚れを落とす洗剤を買って来て試してみました。…すると、きれいに汚れが落ちました。夏場は汗をかくので、しつこい汚れは専用の洗剤を使えば良かったのです。

画像は散らかっている机の真横です。自転車用のヘルメットはずっとここに置いていて、その下にはリュックがあります。リュックには実印や通帳とか大切な物を入れています。災害が発生した場合は、これだけをしょってすぐに逃げられるようにしています。他に、私の場合は人工内耳の機器を持ち出さなければならないです。その他？…別にないですね。ああ、パソコンはいりませんけれど、支払い関係やネットのIDやパスワードを控えている手帳は大切かもしれません。パスワードは私は70ほど持っているのです。失くしてしまうともう、何が何だか分からなくなってしまいます。相変わらずで、使っている携帯の電話番号はいまだに覚えていません。3年です(汗)